もみの木
元保育士ママもみの木です
独身で保育士をしていた頃のこと。
体位測定時に園内で裸で移動している子たち(パンツ着用ですが)を見て、心のなかでざわざわしていました。
それが、いやだったので、私が大きいクラスの担任になった時は、体位測定は着替え場所の配慮をしてやり方をかえてみました。
先輩保育士から良く思われなくても、裸で園内移動して階段上るなんて子供たちにはさせたくありませんでした。
今まで普通にやってきた保育が一番良い方法なのでしょうか。
疑問をもったら変えていきたいですよね。
10年ぶりに、その保育園にパートで戻ったら、私の変えたやり方で体位測定されていて、ホッとしました。
(みんな服で移動している!)
裸になる必要がある場合も園生活では普通にあります。
それでも、少しの配慮があると全然違うと思います。
育児だって・・
水着やパンツを着用せず裸でプールに入れたり、公共の場で普通にオムツを替える人もいます。
その写真をSNSにのせる親を見て残念だなと思ったこともあります。
本人は無自覚なのでしょう。
もう少し詳しくお話していきます。
もくじ
保育園で子供が裸になる時は配慮する必要がある
体位測定でのこと
体位測定を一例にとってお話していきます。
私が働いていた保育園は、2階に大きな体重計があったため、1階の教室から2階に子供たちが移動する必要がありました。
教室で脱いでパンツ一枚になり、そのまま階段を上り移動・・
私は、それがいやだったので、服のまま移動→2階の体重計る場で脱いで計測・・という形をとりました。
残念なことに、自分のクラスだけでしたが・・。
確かに、教室のほうが広いし子供たちは着替えしやすいでしょう。
でも、裸のまま移動は、なしでしょう・・。
(というか、体重計を軽くて移動させやすいのにしたらよいのに・・とも思います。)
私も昔、幼稚園の乾布摩擦でパンツ一枚でしたが、それが恥ずかしいしいやだったのを覚えています・・。
子供は、「恥ずかしいしいやだ!」とは、なかなか声を出せません。
子供の羞恥心の芽生えは、順調な成長のなかで当たり前のことです。
それをおさえて我慢しないといけない状態をつくるのは良くありませんよね。
園児は、保育園幼稚園の先生のやり方に沿うしかないし、おかしいんじゃないかと気づいてくれる先生にかかっています。
体位測定(この園に限らず他にもいろいろあります)をここでは例に出しましたが、他にも「ん?」と思うことはありました。
保護者は、そんなところまで入って見ることはできません。
そこで声をあげていける保育士さんがたくさんいると心強いです。
子供の羞恥心をくみ取ってほしいし、羞恥心が鈍感な子にもなってほしくないのです。
息子の保育園でみえた配慮
息子は今、保育園の年少組です。
家でお風呂に入れた後、私は息子の肩の上にタオルをのせました。
そしたら、「こうじゃないよ!」と息子が叫ぶ。
どうやら、下にタオルを巻くんだと。
「保育園で先生がおちんちん見えないようにって!」と。
夏の水遊びの時期でした。
先生のさりげない配慮が嬉しかったです。
シャワーの後の移動で1人1人に巻いてくれたのでしょう^^
育児でも小さい子の裸はハードルが低いと思われがち
赤ちゃんや子供の裸ってなんだかムチムチしているし、かわいいですよね。
子供も開放的になって気持ちよさそう!
でも、子どもを産んでから気をつけてきたことがあります。
それは、子どもの全裸写真を撮らないということです。
まあ、かわいいし家族のなかでの写真だしいいじゃんと思われるかもしれませんが、これは私個人の育児方針の一つです。
SNSにのせる人もいます・・。(これは論外)
私は昔、友達の家のアルバムを見せてもらったとき、友達のシャワーをしている全裸写真(小学生)が普通に貼られていて驚き引いてしまいました。
よくこんな写真撮ったな・・とその子の親に嫌悪感を抱いてしまいました。
写真は、ずっと残るものなので大きくなってから本人が見たら普通の精神だったらいやですよね・・。
なので、わが子には、赤ちゃん時代から全裸写真は撮らないようにと夫にも話しています。
ちなみに、オムツ姿の写真はあります😊
公共の場の人目につくオムツ交換も避けたいですね。
子供に教えたいプライベートゾーン
プライベートゾーンをご存時ですか?
年少息子にはまだちょっと難しいかな・・という感じもしますが、子どもたちには小さいうちから伝えていく必要があると思っています。
プライベートゾーンとは・・
水着で隠れる部分(胸、性器、お尻)と、口のことです。
プライベートゾーンは大事なところで、人に見せたり触らせたりしてはいけないこと。
見せて触ってという人がいたら、すぐに逃げて知らせることを子どもに伝えてあります。
↑なかなか伝えるのが難しい内容でも、絵本だと伝わりやすい。おすすめの絵本です。
最後に
育児も保育も少しの配慮が必要になることがあります。
子供だから~・・ではなく、大人が恥ずかしいということは子供も恥ずかしいんじゃないか・・と考えていただけたら幸いです。