元保育士ママブロガーです。
幼稚園保育園選びに絶対に欠かせない1つが、見学ですね。
幼稚園は、今は2歳からのプレ保育や2歳児クラス入園、満3歳入園がメジャーになってきています。
1歳ぐらいから「幼稚園どうしよう」と迷い,早めから行動されるお母さんを多くみられます。
保育園も申請前に見学に行っておかないと・・
となると早めの行動が必要になります。
うちの子に合う園はどこだろう。
いろいろ見学に行ったけどどこがいいかわからなくなった。
近所がいいけど、いいところがない・・
私も母親となり、いろいろな園の見学に行きました。
それはそれは最後の最後まで悩みました。
保育士目線やママ目線で感じた5つの見学ポイントを話していきます。
もくじ
まずは予約しよう
見学は、とびいりでOKのところもありますが・・
事前に予約が必要なところが多いです。
そして、予約が必要なところではなくても事前に主任や園長に時間を確保していただくほうが、じっくり質問できたり見学ができます。
できれば主活動中の午前中の見学が望ましいです。
午後は保育園だと昼寝をしていたり、園児と先生の様子がわかりにくいです。
ただ、お昼寝中だと保育士の手が少し空きますので、その時間を指定される場合もあるかもしれません。
園に電話でも、メールでもアポをとってみましょう。
先生の表情や言葉がけは大丈夫?
幼稚園保育園に行くと子供たちはいきいきしている姿が多いですが、先生の表情や言葉がけにも意識をして見てみましょう。
もちろん、保護者の前では態度が変わる先生もいますが・・
実際気になる言葉がけをしている先生がいるところは避けたほうがいいかなと思います。
私が実際に見て「ここには入園させたくないな」と思った保育士対応
- 発表会の練習の時、先生が「下手くそ」と子供に向かって言う
- 発表会の練習に参加したがらない子にはひどく冷たい
- わが子と園の在園児がぶつかったら先生に在園児が叱られる
- 先生の顔が疲れていて挨拶も積極的にしない
- ママを求めて「寂しい」と泣いている子に、先生が「泣かないの」ときつめに叱る
先生の対応は、一度見学に行っただけではわかりにくいです。
園のあそぼうかいや園庭開放などに積極的に参加することをお勧めします。
そして、先生の雰囲気が園によりさまざまです。
若い先生が多いところでも、キャピキャピ系のところもあれば落ち着いている雰囲気のところもあります。
園長の好み(職員採用基準)も影響しますので・・
それに、先生になろうとしている学生が職場見学に行くときに、自分のジャンルとかけ離れている先生ばかりだと、そこは避けがちになります。
ちなみに、園長先生がどんな先生かも重要です。
実際に保育に入ってくれるのか(園庭遊びや給食)、名ばかりのの園長ではないか・・
何かトラブルがあった時にきっちり対応してくれそうなのか。
娘の私立幼稚園園長先生は
戸外遊びや給食の時も来てくれることもよくありました。
発表会などの行事内容も、園長が事前に園児の出来を確認してくれていたし、電話対応もしっかりとされていて頼もしかったです。
息子の保育園園長先生は
公立なので、転勤があり4月入園してから初めてお会いしました。
若々しくて、優しくて息子も大好きな園長先生です。
給食も一緒に食べにきてくれます。
見極めは難しいですが・・
実際にその園に行っているママからもお話を聞いてみるといいですよ。
公立の幼稚園保育園は、老若男女いろいろな年齢層の先生が多い傾向です。
環境(駐車場、園庭、教室)をしっかりチェック
きれいな園舎は目をひきますが、しっかりチェックすべきところがあります。
- 停めやすいところか
- 駐車場の数がすくなくて送迎時込み合わないか
- 駐車場から園入口への距離が近いほうが良い
★バスがあるところもあるが、毎日の送り迎えや呼び出しや行事の時にも使うので重要ポイントですね。
雨の日も考えると、駐車場から園の入り口に近いと助かります。
小さい子と遠くまで歩くのは大変だからね
荷物もあるし・・
園庭は遊具がどんなものがあるか気になるところですが他にもチェックするべきところがあります。
- 園児の人数に対して充分な広さがあるか
- 園庭がない場合は近所に公園があるか
- 先生が園児を見やすい園庭か
- 水はけが良いか
★小規模園や都会は園庭がないところもあるので、公園が近くにあると良いですね。
★水はけは、かなり重要です。
水はけが悪いと、雨の日の翌日も海のようになっていて園庭では遊べません。
同じ日でも園によって水はけが全然違うんですよ。
水はけが悪い園は、意外と多いです・・
戸外遊びの機会が格段に下がります。
わかりにくいですが、先生に聞いてみても良いし、雨の日に行けるなら遊びにいくついでに確認しても良いですね。
- コーナー作り、おもちゃ、絵本は充実しているか
- 園児の人数に対して充分な広さがあるか
- 危険な箇所がないか
- 教室内に水道があるか
- あまりに壁面が多すぎないか
★おままごとコーナーなどのコーナー遊びやいろいろな種類の(手作り含む)
おもちゃがあるほうが楽しめます。
自由に読める絵本も十分にあるほうが良いですね。
★部屋に水道があると、給食の前や手が汚れた時にスムーズだし、衛生的です。
★小さいクラスは、角にケガ防止テープなど貼ってあるかなども見てみてください。
★教室だけではありませんが、園のいたるところに壁面が凝りすぎていると、先生が休憩なしか時間外労働をしている可能性も考えられます。
私は壁面はほどほどに、先生には子供と関わることに力を入れてほしいと思います。
先生が疲れちゃうと、絶対に保育に影響が出るので・・
気になることは園に積極的に質問しよう
それぞれ、ここが気になる!というポイントはあると思いますが、確認しておいたほうがいいことを書いていきます。
事前にホームページで確認できることは確認していきましょう。
園の方針
- 何に力を入れているか、仏教かキリストか無宗教か
- 年齢に合った保育をしているか、難しすぎることをしていないか
給食
- 自園の手作り給食か弁当給食か親からの持参弁当か
- アレルギーがある子は対応をどこまでしてくれるか
延長、早朝保育の時間
- 別料金の場合もあるので確認が必要
行事は平日か土曜日か
- お仕事の都合もあるので、平日に行事ばかりのところだと大変ですね
園児の人数に対する先生の人数
- 幼稚園は一人担任制のところが多いが、特に年少は先生2人いたほうが安心できる
- 保育士、幼稚園教諭の人数は多ければ多いほど余裕があって良い
保育料
★今は、3歳クラスからは保育料無償化(幼稚園は満3歳から)です。
- 無償の範囲内でおさまるのか
- 超える場合はどのぐらいの額なのか
体操教室など
- 体操教室やスイミングを取り入れている園もあるが、どの時期に始まるのか
- スイミングなどの外部へ行く時は別料金か
☆実際、わが子の園は入園してみたら体操は年少後半、スイミングは年中後半
からで拍子抜けしました。
☆スイミング料金も保育料とは別料金でした。
直観を大切にしよう
子供に合う園に入園させたい!
これは、どの母親も思うことだと思います。
でも、子供に合う園ってわからない。
まだ小さいし、何が好きなのかもわからない。
という親御さんもよく見かけます。
遊びに連れて行って子供が気にいった園に入れるのももちろん良いと思いますが・・
親の直観は重要だと思います!!
実際に園に見学に行ってみて・・
- 雰囲気好きで居心地がいいわ~
- 施設がきれいでひとめぼれ!こんな素敵なところで子供に過ごしてほしい!
- 園児がのびのびと遊んでいるなあ。この中にわが子を入れたい~
- ホームページは素敵だけど、行ってみたら落ち着かないし違和感あった
- 園児のカラー帽子などの装飾が派手な子が多くて、ついていけない
- などなど・・
自分の直感を信じてみるのもいいですよ^^
最後に
見学に行ってみて、「ここだ!」と即決したお母さん方もいらっしゃると思いますが
まだまだ悩む方も多いのではないでしょうか。
いろいろ見学に行ってみて、メリットデメリットを書き出してみても良いですよ。
私も、忘れないように家で書き出しました。
完璧な幼稚園保育園は、なかなかありません。
どれかを妥協する必要もあります。
地域によっては、通える園が少なすぎて選べないところもあります。
選べるだけ、恵まれていますよ。
このブログが少しでも、参考になれたなら幸いです。
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