小学生の忘れ物対策|“未遂”で終わらせる母の見送りスキルとは?

朝の登校前、「持った?忘れ物ない?」と毎日声かけしてるのに、なぜか出てくる“置き去りの忘れ物”たち…。
小学生、とくに低学年はまだまだ準備があやしいお年ごろ。
今回は、忘れ物しがちなうちの小3息子のエピソードと、わが家で試している対策をご紹介します!

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「プールバッグ事件」〜あと一歩の見送りミス〜

ある夏の朝のこと。
息子はいつも通り、「いってきまーす!」と元気に玄関へ。

私も「いってらっしゃい」と見送りに玄関まで出たんです。
でもね、息子がドアを開けて外へ出る最後まで見送らず、私はそこで油断してしまったんですよね。

ついつい、他事にまわってしまいました。

そのまま軽くふき掃除をしていたら・・

プールバッグ、玄関にポツン。

うそーーーん!!

今日に限ってプール初日だよ!

慌てて外に出て走って追いかけたら、登校班は出発していたけど、ギリギリ間に合いました。
でもこれ、玄関ドアを開けて、姿が見えなくなるまで見送っていたら気づけたはず。

「最後まで見送る」って、ほんと大事…と身に染みた朝でした。

忘れ物は“本人の自覚”が育つチャンス

とはいえ、親が毎回「チェック係」になるのも限界があります。
やっぱり大事なのは、本人が自覚すること。

本人も忘れ物はしたくない!という自覚はあるようです。

うちでは最近、「前日にゲームを始める前に準備を終えるルール」を導入!
ランドセルの中身チェック、持ち物準備、体操服の洗濯チェックまで。

ゲームをエサに(笑)、忘れ物対策が少しずつ身についてきています。

連絡帳を書かない問題も…

そもそも「持ち物自体、知らない」ってこともよくありますよね。
なぜなら、連絡帳を書いてこないから!!

面倒らしくて、空欄のまま帰ってくる日も…。
そこで我が家では、帰宅後に連絡帳チェックを一緒にするようにしています。

自分で管理する」クセづけの第一歩だと自分で言い聞かせることがあります。

忘れ物しても、届けないのも愛情?

親としては、「あー!持たせ忘れた!届けなきゃ!」ってなりますよね。
でも、実は届けないこともあります。

それは冷たいんじゃなくて、
困った経験」から自分で準備する大切さを学んでほしいから。

国語の教科書を忘れていった日に、学校でどうだったか聞いたら・・

「今日は使わなかった~」と能天気に言われたこともありましたけどね。

朝の「見送り」は、忘れ物防止のラストチャンス!

朝、リビングやランドセル周辺をざーっと見渡して、
「なんか置き去りになってない?」と目を光らせます。

宿題プリント一枚落ちていたり・・(前日準備を怠るとありがち)

そして、玄関を出て、ドアが閉まるまで見送る!

この時、私は頭をフル回転しながらアンテナをたてまくっています。

実際、最後の見送りで気づくこと多いです。

この“あと一歩”の見送りが、忘れ物未遂を防ぐ秘訣なんですよね。

最後に

小学生の忘れ物は、本人も親も修行のような日々(笑)。
でも「気づけたらラッキー」「自覚につながったらもっとラッキー」ぐらいの気持ちで、
ゆるっと構えながら、少しずつ成長を見守っていきたいですね。

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