もみの木
元保育士ママブロガーです
入学前の説明会で、「自分の名前は読み書きできるようにしておきましょう・・ひらがなを最初から習うので全部読み書きできなくても大丈夫です・・」という感じのゆるーいアドバイスを学校側からされたことがあります。
しかし、「まだ字を読み書きできないけど名前書けるから大丈夫そう」・・と、言葉通り甘くとらえていて何もしないままだと、親子で苦労することになると思います。
娘が入学してみてよくわかりました。
小学1年生から、クラスの子のなかで学力の差がはっきりあります。
国語も算数も・・
授業参観でも子供の話からも学力の差はわかりましたし、子どもが授業についていくのが難しい・・と先生からはっきり言われたという人もいました。
今の先生は、昔に比べて優しくなったけど、言われることははっきり言われます。
何より、子どもが入学早々苦労するのはかわいそうですよね。
もちろん子供によって個人差はありますが、親の働きかけと環境は大きいですよ。
少し意識しながら、幼児期から遊びのなかでうまく取り入れていきましょう☆
もくじ
1年生までにつけておきたい学力
平仮名の読み書き
まず、平仮名の読み書きは全部の文字できてたほうがスムーズです。
だいたいの字の読み書きをできる子(完璧ではなくても)が、ほとんどでした。
入学してから一字ずつきちんと習うのですが、毎日習うのですぐにすすんでいきます。これを全部一から覚えていくのは、かなりの負担になります。
平仮名をすでに習得していると、字の確認と、丁寧に正しく書くと言う意味でも余裕をもって習っていけます。
しかも、国語では教科書の音読があります。
幼児期から文字の読みに慣れていると、スムーズに音読ができます。
文字に慣れていない子は、音読の読み方でつまってしまいますし、時間もかかります。
さらに娘の学校では毎朝本を読む時間があり、字を読めない子はこの時間はつらいでしょう。
2学期途中からは漢字も習っていきます。平仮名カタカナでスムーズにいっていれば、漢字も余裕をもって楽しく覚えていけます。
できれば、カタカナも覚えていたほうが良いです。
取り入れ方
文字への興味は遊びのなかで取り入れていけると良いですよね。
文字習得のチャンスはたくさんありますよ。
娘に取り入れたことは、こちらです。
↓
- お友達や先生、親と手紙交換
- お風呂場に平仮名表を貼る
- カルタ
- 絵本の読み聞かせ
- 本屋さんやポピーの平仮名練習のドリル系
幼稚園の年少の頃は、幼稚園の先生との手紙交換が楽しくて、よく手紙のやり取りをしていましたが、これもよかったなと思います^^
女の子だったら手紙好きが多いのでチャンスです。
まあ、本人のやる気と興味が一番習得につながりやすいと思います。
文字を書くことは根気がいるので、興味をもった時がチャンスですよ!
鉛筆の持ち方も気をつけてあげてくださいね。
おふろに入りながらゆったり平仮名を覚えるのもいいですよ~↓
反省①
娘は、字の読み書きが年少の夏休み(4歳になってすぐ)にできるようになりました。もちろん鏡文字などもありましたが・・。
1人目だったし、下の子の出産前で私に力が入りすぎていたのか、けっこう厳しく書き方を教えてしまったかな・・スパルタ気味!?になってしまいました。
今となっては、なんであんなに早くから力入れてたのかなあって・・
反省②
娘は慎重でゆっくりペースのところがあります。
国語のドリルは、「なぞりがはみ出ると直しになるんだ!」と言って慎重に書くゆえに他の子と比べ、書き終わって提出するペースがかなり遅れぎみになっていました。
クラスで2番目ぐらいに遅かったんです・・。
これは、授業参観で気づきました。せっかちな私は見ていてハラハラしました・・。
もう少し、幼児期からドリルのなぞりをさせてあげたらよかったかなあ・・と思いました。
↓
小2の今は、だいぶ早く書けるようになってきてみんなのペースに追いつきホッとしました・・。
絵本や本は大事
絵本から文字に興味をもつきっかけにもなります。
自分で読んでみたい!という思いからも文字への興味につながります。
娘は字が読めないうち(2歳ころから)は、お気に入りの絵本を長い話でも暗読していました。
これも記憶力の定着につながりますし、脳をしっかり使うことになります。
1年生になってすぐ、国語の暗読があります。
最初は短い文から、だんだん長い文を覚えることになり覚えた子から発表していきます。
娘は幼児期から暗読をしていたからか、やはり学校でも覚えるのが早いほうで得意でした。
でも、クラスの子たちもしっかり覚えてていて子供の記憶力ってすごいなあ!とまた感心しましたよ。(アラフォーの私は全然だめ)
絵本が好きだと、次は本にも興味をもち、小2の今はいろいろな本を読むようになりました。
幼稚園の時に初めて買った本は、大好きなノラネコぐんだんです。
(今でもお気にいりです)
数字の読み書きと簡単な計算(1けた)
入学してからの算数は、数の読み書きから始まり(これもあっという間に終わる)、数の数え方、足し算、引き算に入ります。
驚いたのが、娘の学校には足し算引き算などのタイムトライアルがあり、タイム時間内に言うことができたら、合格。
合格するまでは、家でストップウォッチを片手に何度も何度も計算式を言って覚えていました。
途中、「できなーい」と泣くこともありましたね・・。
それでも、頑張ってクリアしていくたびに「すごいなあ・・」と感心しました。
あっという間に計算カードはボロボロになっていました。
いやあ、小1を甘くみていましたねー😂
取り組み方
数の概念がわかっていると、算数も楽しくスムーズに頭に入りやすいと思います。
まずは、2歳ころからは「1~10」まで数えるようになりましょう^^
(できたらそれ以上)
お風呂や、外出先の階段などで一緒に数えるとすぐに覚えますよ☆
そして、我が家ではみかんの数、おやつの数・・など4人でわけると何個ずつ?
あと、何個足らないかな?など、普段の生活のなかで話題に出ています。
4歳息子も、得意に「2こ!」など応えてくれます^^
そのうち、自分から「何個ずつだね~」と計算してくれます。
スーパーにお買い物に行った時もおやつは100円まで~人参は50円・・など、数にどんどん触れさせます。
興味があれば、計算ドリルもいろいろとやらせてあげてください。
娘は引き算が楽しかったようで、年長の時に指をつかいながらドリルを楽しんで取り組んでいました。
おかげで、娘は今も算数は得意科目です。
入学前の家庭学習はお試しから
我が家は上の子も下の子もポピーを続けています。
娘は今のところ、学校の勉強は順調です。
教科書に合っているし、量も多すぎずに丁度良いです。
それぞれ、良いところがあるので複数お試ししてからお子さんに合うものを選んでみてください。
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まとめ
- 幼児期から遊びのなかで文字や数字を取り入れよう。
- 興味をもった時がチャンス!
- 最低限平仮名の読み書き、簡単な計算(1桁)ができるように。
小学生になってからあわてなくても良いように、幼児期から意識してみてくださいね。