ママがいつも笑顔じゃなくても良い理由。手抜きしたほうが子どもにも良い影響を与えます。

ノラネコぐんだん

毎日子育てお疲れ様です。

皆さんは、理想のママ像ってありますか?

私は、あります・・。

いつも笑顔で感情的にならず、子どもに寄り添える優し~い母親が理想でした。

でも現実は・・

年少のこじらせ息子に毎日手を焼く日々・・

とってもかわいいのだけど、全然言うことを聞いてくれなくてイライラしてしまうこともあります。

姉弟のきょうだいげんかにも、うんざりします。

ママはいつも笑顔が一番良いに決まってる!・・なーんてどこかで思っていました。

でも、実はそんなことはないという研究結果が出ています。

私は、それを知ってホッと救われた気がしました。

他のママさんにもホッとしていただきたいなあと思い、ブログに書きます。

子育て中のママさん・・ぜひ読んでいってくださいね。

ポピーの脳コラムより

ポピー ほほえみお母さん

年少息子は、娘と一緒にポピーをとっています。

年少のきいどりです。

そのなかの保護者向きおたより(ほほえみお母さん&お父さん)のなかに、篠原菊紀さんの脳コラムが毎月載っていて、いつも参考になって熟読しています。

抜粋しながら、ご紹介していきますね☆

ドーパミン報酬系

お母さんの笑顔を見ると、お子さんの脳内では、ドーパミン報酬系が活性化します。

もみの木


ドーパミン報酬系ってなに?

ドーパミン報酬系が活性化されると・・

記憶力を高めたり、スキルが身につくのを早めたりします。

もみの木


ドーパミン報酬系は、どんな時に活性化するの?
  • おいしいものを食べる
  • ほめられる
  • 問題がうまく解ける
  • さかあがりができた

などの達成感快感を感じた時に活性化します。

他にも人との関わりで活性化されます・・

  • 笑顔
  • 楽しげに話しているなど前向きな社会的交流に関連した画像を見せる

だからいつも笑顔で接したら、いい子に育つと思われますが、実はそうでもないらしいです。

いつもより、たまにのほうが、ドーパミン報酬系の活動を高めるのです。

どういうことでしょう?😉😊

マサチューセッツ工科大学の実験

芝生を歩く子ども

マウスも、社会的交流によりドーパミン報酬系が活性化します。

おもしろいことに、短時間集団から引き離すと、その後の社会的交流ではさらにドーパミン報酬系反応がより強化されることが示されたとのこと。

マサチューセッツ工科大学のLivia Tomovaらは、最近このマウスでの反応が人でも起きるのか調べました。

まず実験に参加する40人を対面やオンラインでの社会的交流から10時間隔離しました。

そして隔離や絶食後社会的交流、食べ物、花の画像を見せその時の脳活動を調べました。

同時に孤独感食べ物への渇望、社会性への渇望についてその度合いを自己申告してもらいました。

その結果社会的交流からの隔離後には社会性への渇望が増し、絶食後には食べ物への渇望が増しました。

もみの木


渇望とは・・『心から望むこと』の意味。

ドーパミン報酬系は社会的交流からの隔離後には社会的交流の画像に対して、

絶食後には食物の画像に対して強い活性化が見られたそうです。

社会的交流からの隔離後に社会的交流の画像を見たときと、絶食後の食物の画像に対する脳の反応は、互いに類似していましたが、花の画像に対する反応はあまり似ていなかったそうです。

短期的な社会的隔離は、絶食が食べ物への渇望を引き起こすのと類似して社会性への渇望を引き起こすわけです。

笑顔や褒めるの報酬はたまの手抜きが正しい

息子の後ろ姿

真面目なお母さんは褒めて伸ばすなどと言われるとひたすら褒め機嫌悪く対応した時などは自己嫌悪に陥ったりします。

もみの木


私もそうだよー

しかし研究はひたすら褒める「ひたすら笑顔」、「いつも正しく」はあまりうまくないことを示しています。

報酬は時々抜けていいのです。

褒められたいという気持ちを生かすにはむしろ時々抜けるべきで、「ほめる」「笑顔」を基本としつつも時に「叱り」時に「ぶすっ」がより報酬効果を高めるのです。

【参考】ほほえみお母さん&おとうさん 2021 ポピー3月号 ヒゲおやじ    先生の脳コラム

もみの木ママの解釈によるまとめ

・お母さんはいつも笑顔でいる必要はない

・叱ったり距離を置いたあとのお母さんの笑顔は何倍も効果がある

・手抜きに罪悪感をもたず、むしろ良い効果



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