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私は小学校のPTA本部役員を3年間務めました。
会計、顧問などを担当し、任期は2年で3年目は任意で残りました。
今振り返ると「よくあんなに頑張れたな」と思うほど濃い時間でした。
改革にも携わり、達成感は確かにありましたが、「あそこまで力を入れなくてもよかったかもしれない」と冷静になって思う部分もあります。
これからPTA役員になる方に向けて、私の経験から“乗り越えるコツ”とPTAの現実をまとめてみました。
もくじ
役員をやる前は未知の世界でこわかった
PTA役員になる前は、何をするのか分からず、ただただこわい存在でした。
「役員って大変そう」「面倒くさそう」「知らないからこわい」 そんな気持ちでいっぱいでした。
でも、いざやってみると意外と適当なところもあり、「あ、こんなもんか」と思う瞬間も多かったです。
もちろん会計はお金が絡むのでハラハラしましたが、それ以外は案外どうにかなります。
グループラインは、すぐ返信しなくて大丈夫
PTAのグループラインは、時に嵐のようにメッセージが流れます。
私は真面目だったので、すぐ返信したり、熱くなると長文を送ったりしていました。
グループラインもけっこう楽しんでいました。
でも、そこまでしなくてよかったと今は思います。
緊急でなければ、返信は自分のペースで十分です。
スマホを見る頻度を減らすだけで、心の負担がかなり軽くなります。
見ちゃうと返信すぐしないと・・となりがちなんですよね。
そのうち、誰がグループラインでも返信する人か静観する人かわかってきます。
静観組もいいかもしれません。
得手不得手で役割を決めればいい
役の中で何ができるかは、自分の得意・不得意で決めればいいです。
最悪くじで向かない役に当たることもあります。
私は数字に弱いのに、なぜか会計になってしまいました。
「え、私でいいの」と思いましたが、なんとかなりました。
お金が絡んでいるので間違えないようにハラハラしながら頑張りました。
会計は心臓に悪いのでお勧めしません^^:
学校によりますが、いろんな役があります。
PTAは仕事ではありません。完璧を求められているわけでもありません。 できる範囲でやれば、それで十分です。
会議の日は母としての罪悪感もあり
会議が夜に長引く日もあり、保育園児の下の子と一緒に寝られず、さみしい思いをさせてしまいました。 その瞬間は「私は何のために役員をしているんだろう」と少し切なくなりました。
だからこそ、早めに役員を終わらせておいて本当に良かったと思います。
役員決めはトラブルの宝庫
役員決めの場は、毎年ピリッとした空気が流れます。
普段温和そうな人が、役員決めが絡むと人が変わるのを見てきました。 それほど、みんながやりたくない役員なのです。
少しでも不公平があると大問題になります。 「公平に」「平等に」この言葉が重く響きます。
そしてPTAでは、「子どものため」という“逃げられないカード”がきられている。
私の住む地区は誰も口に出さないけれど、一度は役員をするという暗黙の了解があります。
この空気があるからこそ、役員決めは毎年ピリッとするのです。
それでも「やりたい!」という人はなかなか現れません。 これが現実です。
いたとしても、早く役員終わらせたい人ぐらいで、心底やりたい人はなかなかいません。
役員同士の人間関係トラブルは“あるもの”として受け止める
3年も続けると、役員同士の人間関係トラブルを目にすることもありました。
誰かが悪いというより、立場や価値観の違いからすれ違いが生まれます。
ラインで文字のやり取りからトラブルになる場面もみてきました。
ただ、誠実に対応していれば、役員同士の信頼関係は自然とついてきます。
「ボランティアだから」と励まし合いながら乗り越えることができました。
改革は全員が納得するものではないと割り切る
私の代では、古い慣習を少しずつ見直しました。 会計は手書きの出納帳が残っていて驚きましたが、パソコン管理に移行しました。 ただし、パソコンがない人でも手書きでできるように、どちらでも対応できる仕組みにしました。
会議の回数を減らしたり、外注できる部分を外注化したり、役員負担をカットできるものは積極的に提案しました。
他にもいろいろな改革をみんなでしてきました。
もちろん、全員が納得する改革はありません。
「 役員ではない保護者から苦情が来たこともありますが、そこは役員同士の団結力で乗り越えました。
また、改革がすすむかは学校側の管理職の理解度にもよります。
保守的な先生だと、「ちょっとまった!そんなに変えないで」となることもあります。
PTAはいつまで続くのか分からないけれど
最近はPTAをなくしている学校もあります。 正直、PTAがいつまで続くのかは分かりません。
ただ、何かしらの場面で子どもが役員の活動に助けられていることも事実です。
だからこそ、「ただ乗りはしない」「当たったらやる」という気持ちで取り組むことが大切だと思います。
省エネがいいなら、例年通り(古いやり方もありますが)がいい場合もあります。
「ママの趣味はPTAだね」発言
3年目の頃、旦那に「ママの趣味はPTAだね」と言われました。 心の中で「いや、趣味じゃないし」とツッコミました。
でも、なんやかんやで終わってしまえば、全部いい思い出です。
長く役員をしていると役員同士仲良くなってくるし楽しくなってきます。
でも、役員はあまり長いことするものでもないと思うのです。
最長3年で引き際でいいでしょう。
理由は後の人がやりくくなると思うからです。
時期がきたらささっと退散して次の役員にお任せしたほうがいいです。
たまに、現役員から聞かれたときだけ答える程度で十分です。
次の役員さんにお任せしてください。
役員をおりたら、意外と自分の時間ができて今より余裕のある日々が待っていますよ。
無理しないことがいちばん大事
PTAは仕事ではありません。 だからこそ、無理をしないことが本当に大事です。
役員同士で「ボランティアだから」と励まし合いながら、できる範囲で取り組めば十分です。
頑張りすぎなくてもいい。 自分のペースで、淡々と、できることをやればいいのです。
これから役員をされる方、応援しています


