元保育士二児のママブロガーです
子どもが保育園でお友達からいやなことをされていることはありませんか?
そんな時は親としてどう動けばいいのか悩みますよね。
今回は子どもにとっても親や園にとっても良い方向にすすみやすい対処方法をお伝えしていきます。
- 園でのお友達トラブルを先生に伝えたい保護者さん
- お友達トラブルをなくしたい保護者さん
- モンスターペアレントと思われたくない保護者さん
ぜひどうぞ
もくじ
子供の話をしっかり聞く
お友達とのトラブルはいろいろありますね。
園の先生から報告を受けたことならまだいいけど・・
報告を受けてなくてお子さんが困っていると悩みますよね。
「○○くんにいつもたたかれる」
「○○ちゃんにおもちゃを取られる」
「いつも○○ちゃんが意地悪してくる」など
かわいいわが子が園でどんなにつらい思いをしているのかと思うと親として胸が締め付けられますよね。
まずは冷静になってポイントをおさえて聞いていきましょう。
- 誰にどんなきっかけでされるのか
- 子どもはどう思っているのか
- 自分からは何かしていないか
- いつからどれぐらいの頻度でトラブルがあるのか
- 友達はほかの子にもしているのか
- けがはしていないか(けがをしていたら緊急で伝えてもよい)
- 先生が注意してくれているのか
など尋問にならない程度にやさしく聞いてあげてください。
お子さんには共感と寄り添いの気持ちで接すると、安心していろいろとお話しを聞けるでしょう。
寝る前やドライブ中、お風呂に入った時などは子どもはよく話してくれますよ。
まずは保育園を通す
間違ってもお友達(当事者)の保護者に直接連絡をとることはやめましょう。
誤解を招くこともあるし、トラブルの元にもなりかねません。
保育園でのことなので保育園にお任せするのが一番頼りになり角もたたないです。
先生への相談方法は?
お迎えのついでに聞くことは手軽ですが思い詰まった相談は注意が必要です。
なぜかとういうと
- 重い相談なのに気楽に軽く受け止められる可能性あり
- 先生も保育の流れがあるのでゆっくり時間をとれない
- 他の保護者に聞かれてしまう
- 担任がいない時がある
おたより帳に相談内容を書く方もわりと多いです。
面と向かって話すのが苦手な人には文字で伝えるのも一つの手ですね。
注意点は文字だと伝わりにくいことがあったりきつく感じとられることがあります。
保育士としては、書き方がきつく感じてドキッとしたりすることはありますが、一旦落ち着いて考えたりそのおたより帳を園長や主任に読んでいただいて相談をすることができる利点はあります。
お迎えなどのときに先生から直接話があると思うのでそこで改めて話しを聞いてもらったり園のお子さんの様子や対策を聞くもできます。
おたより帳に内容をびっしり書くのも大変だし、個人情報を文字に残すのもいやだ・・と言う方には良い方法があります。
おたより帳か朝など主担任の先生に会った時に、「相談したいことがあるのでお時間を作っていただけませんか」と伝えましょう。
どのようなことですか?と聞かれたら「お友達関係のことです」など簡潔にさわりをお話するだけで大丈夫です。
これで保護者の本気度が伝わるのと、先生も時間を作ってゆっくりお話しを聞いていただけます。
時間はとられますがこれも我が子のためです。積極的に先生に助けを求めていきましょう。
自分に合った相談方法ができるといいですね
後で「これも言えばよかった!論点からずれた!」とならないようポイントを箇条書きにしておくといいですよ。
重要ポイント
- いつから
- 誰に(にごすとわかりにくい)
- 何をされた(できるだけ詳しく)
- 子どもと親の感情
- 園にどうしてほしいか
下手したらモンスターペアレントにならないか心配になりまよね。
でも全然大丈夫!
以下のポイントを押さえておけばOKです。
- 感情的に保育園に怒らない
- 無理な要求を保育園にしない
- 自分の子は悪くないんだ!と決めつけた態度をとらない
保育士としては、保護者から感情的に勢いよくこられたら圧倒されて内容が頭に入りにくいです。
まずは冷静に行きましょう。
謙虚な気持ちで、伝えるべきことはお伝えして建設的な話し合いができると良いですね。
きちんと伝われば保育園でできる対策を考えていただけるはずです。
場合によっては補助の先生を増やすということもありました。
相談をしてからは先生も気をつけてお子さんの様子を気にかけてくれたり保護者にお伝えしていただけると思います。
保護者からは、まず相談にのっていただいたお礼と子どものその後の様子を園に伝えていってください。
子ども同士のことだからすぐには解決できないかもしれません。
それでも相談する前の状況からは少しでも変わってるはずです。
保護者と保育園でお子さんを長い目で見守っていきましょう。
保育士にもママさんにもおススメの本
最後に
改めて保育園に相談となると勇気がいるしドキドキしますよね。
私も相談する側の立場になったこともあるのでよくわかります。
でも、せっかくお子さんの変化や悩みに気づけたので早めに動いて対策をうちましょう。
良い方向にすすみますように。